みそのかんずめ

堕落しきった御時勢の話題をドォンドォン言おうじゃねえか!(ふつうのブログです)

扉の向こうには 二話 「勇者との出会い」

私は始めて外の世界へ出た。

外はなんて綺麗なんだ。
緑の木には静かな風が吹き
動物が音楽家かの様に声を鳴いている。

そして私は
自分以外の人間ともあったことがない。
 
今まで一人で生きていた。
食料は非常食ので今まで生きていた。

非常食の量もかなりあったのを覚えている。まだ余っているかな。
そんな事を思い出しながら、マーガレットは前に進む。

そんな時、人の物体というより、デカイ鎧を着ている人間が誰かを待ち伏せしている様に私は見えた。

彼を鎧の奴としよう。

マーガレットは隠れて見てた。
怪しい者みたいなことをしているがしているが、私は怪しい人ではない。

兎が一匹現れた。
兎というのは可愛いものだが、その兎は何か違った。

目が鋭く、まるでいつも機嫌が悪い雰囲気を持った動物らしかった。

鎧の奴はその一瞬を取り逃がさなかった。

飛び、押さえ込んだ!!!

兎はジタバタやっているが鎧の奴の身体がデカイ様ででかく無い身体に纏まっており、逃げにくかった。

何をするんだろう...?

マーガレットは数秒疑問に抱いた。

だがその鎧の奴は兎に向かってナイフを突き立てていた!

この子を殺して、喰うんだわ!!
マーガレットはまさかと思い、飛び出した。

「やめなさい!!!そんな事!!」

鎧の奴は驚き、兎を取り逃がしてしまった。

「ちょ...名にするんだよ!!」
鎧の奴は言った。

「駄目じゃない!弱い者イジメなんて!!」
マーガレットは動物が大好きであった。

「...別に狩るつもりはないぞ。
    俺は...兎呪(とうじゅ)を消すつもりだったんだよ。」

鎧の奴は名をなった。
「俺の名は、ラビス・オーパーオール。
派遣勇者「兎呪撲滅支援隊」の二番副隊長だ。宜しくな。」

彼は勇者だったらしい。
にしても、位が低い。

私も名をなった。
「マーガレットよ。宜しく。」

「所で...兎呪って一体なんなの?」

「...兎呪というのは、兎には偶に呪いのかかった者も居てな、それを解かすのが俺の役目だ」

...何か楽しそう

マーガレットは嬉しそうに言った。

「は?!なにいってんだ。
御前、兎に呪いを掛けられると知ってるか?兎呪をかけたやつは最後!!死ぬんだぞ?!御前なにを言って...

そんな事は知らないよ!!!
私はワクワクとどきどきを求めて外へ出たんだ!一緒に兎呪を消そう!!!

マーガレットは危険というものをしらなかった。

それを聞いたラビスは、
「...御前どうなっても、俺は知らんぞ。」

結局連れて行く事になった。

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