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みそのかんずめ

堕落しきった御時勢の話題をドォンドォン言おうじゃねえか!(ふつうのブログです)

夏コミ一般参加(1日目)レポート日記 #C88

みそタロです。夏コミ1日目、堪能してきましたよ!ええ凄かった。酷い意味と良い意味を込めて本当!いずれレポート漫画でじっくり語りたいところですが記事の方も作ったんでぃ。

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ビックサイト!天気は曇り!曇りだというのに蒸し蒸ししていて仕方なかった!けれども日差しを浴びるよりかはマシな方という声が多かったんでこれで良かったと思います。
中に入ると...いやあ広い、(人混みのせいで)狭い、息苦すぅい状況の数々...酸欠になり掛けましたw
Twitterでお世話になってるフォロワーさんにも会いましたよ。タイラださんにソルプラさん、鯨田さん、ワッキー氏、サバくんにアル...他にも色んな人会いまして...あんま変わんない人もいればえっマジかと驚愕する人もいましたwいやあみんな自分達から動こうとする人誰もいませんでしたがね、...僕もですが。

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そしてこれが戦利品です。いやあ色々あるでしょお?もうアレですよ。宝の山といっても過言ではないですよ。

特にこれ!

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RXさんから色紙も貰っちゃいまして...いやこんな物くれた事に感謝するというか可愛い。わかさぎ姫可愛いんだよなぁ...彼も描いてくれた物分かってくれてるんだなぁと染み染み私涙でちゃいます。今度会うときは俺から色紙上げたいかなぁと思ってます。...いるかどうか皆目見当つかないけど

 

まぁこれからの予行練習としてはいい準備運動になったのではないかなぁと思っています。同人イベントって結構活気にあふれていて尚且つ自分の価値観と他の人の価値観の違い?格差の差?実力不足を伺えたんでそれだけでも大きな収穫です。ただ紺珠伝買えなかった事が後悔かな...まぁ受託したけどネタバレが怖くて仕方ないですよ...

とにかく1日目に僕と会った人達、そうでもない人達。お疲れ様です!僕も疲れました!会えなかった人はまた次の機会会えたらなぁと思っています!近いうちにコミケオフレポ漫画描いてみたいなぁと思っております。出来上がったときはまた新しく記事作って載せようかなぁと思っております。

そんじゃ!

夏コミケ2015(一日目)に一般参加するよ!(ついでにゲスト参加)

暑中お見舞い申し上げます。みそタロです。この頃進学等で多少だったり多少じゃなかったりします。というか別件で大変なんですげけどね…自分…何を隠そう最近「夏休み特別企画_みそタロ1日1絵」という1日1絵に挑戦してたりします。支部や静画で大活躍!してます。(多分)下のような絵でほぼ夏休みを潰して堪能しています。俺を応援してくれよなっ!(してくれる気はしない)

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【オリジナル】「【25日目】パイキャン増量ペーン 夏2015 水着もどき」イラスト/みそタロ [pixiv]

 

さて、本題に戻りまして…このみそタロ、コミケ一般参加します!ええ参加しますよ。更に…

 

ゲストとしてですが僕の絵がビックサイトで展示されます。なんか嬉しいです。今こんな記事見てる堕落なキミ!コミケ行くようなら買っといてくださいよ。…でもちゃんと俺の絵載ってるかすげえ心配なんだよねぇ…

正直コミケで初対面の人もたくさんいると思うし、出会いもあるかもしれないのでワクワクとドキドキ。そして不安が心の底から募ってきます。(白目)

そんな感じで明後日が楽しみで仕方ありません自分。楽しんできますね!じゃっ!

【東方小説】恋する人魚姫 第2話「人間と人魚の境」

暗い一室。その扉を開けて直ぐに科学医薬品の匂いが部屋全体に漂う。その充満された匂いの中わかさぎ姫とその姫が乗っている車椅子を押しながら進む影狼は静やかに入る。

数多く横一列に並んでいる試験管の中は火山のマグマようにポコポコ噴き出している。
部屋のあちらこちらにある、多少ながらの蝋燭の光が無ければ、完全に宵闇に包まれている室内の中に他の光よりも眩しい位置に魔法使いはいた。
「貴方が魔法使いですか?」とわかさぎちゃんは彼女が聞こえる程の小さな声で尋ねた。
声が部屋中に響き渡ると一時的の空白の沈黙が流れた。そしてしばらくして魔法使いは溜息を小さく一息吐きながら此方側の方へ振り向いた。
「この私に何か用?」紫色の長髪、ゆったりとした服装。彼女がかの魔法使い「パチュリー・ノーレッジ」らしい。如何にも訝しげな雰囲気を帯びていた。
 
堂々私がすべき事...私が人間になって夢の中で出会った男の人間に会いに行く事だ。私はそのためにわざわざここまで来たのだから。言わなくてはならない…私がここに来た理由を。
「…単刀直入に問います。私の尻尾を人間の足に変えてくれませんか?」
私は恐る恐る尋ねた。魔法使いに。すると
「いいわよ。」あっさりと返答してくれた。私は安心から気が付くと、安堵の溜息をした。彼女は話を続けている。
「何の事だか私には知った事じゃないけど…手を貸すことぐらいなら私は容易いわよ?ちょっと待って」自慢気に私の方を見ながらそう言った。思いほか話が分かってくれる魔法使いであった。
 
私は先程が座っていた車椅子から出て、普通の椅子に座っていた。そして、私の人魚の尻尾に細工するかのように魔法使いは撫で回すように触っていた。正直なところ、気心地の方はあまり良くなかった。何せ私はあまり人と接して触る事はあまり無いから尚更だ。
彼女は私の足に集中するかのように突如呪文を唱える。すると尻尾は紫色の眩い光に包まれた。まるで足の中に生物が潜んでるかのように少し擽ったい気分だ。そして魔法使いは呟くように唱える。魔法の暗示を。私にとって皆目分からない呪文であった。
その呪文を読み終えると紫の魔法使いは腕をグイッと上にあげ、そのまま下に降下した。
すると周りにいた紅魔館の住人は驚愕の顔に変貌する。私の尻尾が、今光に包まれていた尻尾が、その尻尾が突如身震いだす。尻尾は震える。戸惑うことなく震えだす。身の毛もよだつような感覚に襲われる。メキメキと疼きだしてガタガタも止まらない。そんな気持ち悪い振動が数十秒も続いた。そして...
突如煙の爆破をし、近辺白い煙に包まれた。少しずつ晴れていき皆の表情を確認すると、私と影狼ちゃん以外は全員この事を慣れているせいなのか平然とした表情であった。…あれ?なんだろう…?下半身に物凄い違和感が…
「できたわよ。」いつも通り事が済んだような言い草の一言を魔法使いは言った。
…恐る恐る下半身を確認すると、私の尻尾は魚の尻尾ではなく人間の尻尾…そう、人間の足に変わっていたのだ。そのことは私より近辺にいた影狼ちゃんがまず驚いた。「わかさぎちゃん!やったね!!」友達みたいな安直なセリフであったが、少し嬉しかった。だって私はやったんだ…ついに人魚の妖ではなく、人間としての妖怪になったのだ。
魔法使いにまずお礼しようと私は魔法使いの方へお礼を言った。「ありがとうございます」と。しかし魔法使いは哀れめいた表情で私を見つめながらこういった。
「人間としての活動は「3日間」としてね。」3日間___。限られた日数という制限の宣告を言い渡された。
魔法使いは次に私が言うセリフを見通すかのように「「なんで…?」と言いたいのでしょ?変幻魔法は身体に負担がかかる魔法で、完全に人間として生まれ変わるような変幻魔法じゃ後にくる過負荷と代償が大きい。だから応急処置用の魔法を使ったわ。数日間だけ人間として活動できる魔法をね。」と言った。魔法使いは間も開けないまま話を続ける。
「貴方、夢の中であった人間に会いたいのでしょう?その人と実際に会って、触れ合うといいわ。けれども、必ず「私は妖怪」と告げることね。」
…確かにそうだ。私は夢の中で出会った男の人間に出会いたいのだ。出会うだけでいい。私はあの人間に出会う。会う理由はそれだけでいいのだ。
「…ありがとうございます。」もう一度私は魔法使いに向けてお礼を言う。すると魔法使いは一つの疑問を私の方へ投げつけた。
「それで…その夢の男に会うにはどうすればいいのかしら?」…全くその事を考えていなかった。そう私は人間がなりたい思いで頭がいっぱいだったのだ。
「どうにかなると…思います…」私は魔法使いとは目を合わず不安げな声で言った。
 
屋敷の方へ退去した後、影狼ちゃんが騒がしいほどに私の足のことについて語っていた。「わかさぎちゃんすごいよぉ~!人間の足だよ!いつもなら車椅子を引きながら持っているのに今じゃ私と一緒に歩いている!例えたった3日間でもその男とだって近いうちに会うって!」
何の確証も保証もない発言であったが、私もそんな気がした。いつか会えるんじゃないかって…
__夜。空の一面は星空尽しであった。人間の足を手に入れたとはいえ、一応水の中に潜れる。童話のように水の泡にはならないらしい。私は水中の中で寝ながら考えた。夢の中で出会った人間の事を…眠りにつくまでずっと…ずっと…
 
 
 
…?
あれ…?
…暖かい?
水の中だというのに暖かく感じる。
温いという感覚でも程遠い感覚だ。
しかも地面は潤いのある地面の感覚ではなく乾いた地面の感覚がした。
私は自分の瞼をゆっくりと開いた。…まず見えたのは眩しい太陽と青空だった。眩しく一度は目を閉じかけたがまたじっくり開く。周辺を見渡しながらその次に見えたのは木。木。木。そう、森だった。
…どうやら私は森の下で倒れていたらしい。…え、森?森だって?!何故私はここで倒れているんだ!?私はさっきまで確かに水の中に…
そんな事を考えている内に人間の声が聞こえてきた。「オーイ誰かいるか?」声は男のような低い声だ。
あっやばい逃げなきゃ…と思ったが一つ気がついた事がある。足が立てられない。たって逃げたいのに逃げられない。逃げられないのだ。
結局人間が現れてしまった。「オイオイ…そんなとこで何をしてるんだ…?」私に問いかけるように一言行った。私は顔を上げられなかった。
「ああ…今立てられないんです。すいません…」謝罪の言葉しか出なかった。申し訳ない。そういう思いしか今の私にはなかった。
「お~立てられんのかぁ~ならよ」人間、いや男性は踵を返し座りながら背中を見せた。「載れよ」と私を背負う体制で言った。
「…え?いいんですか?」こんな私を優しくしてくる人がいるんだなぁと私は感謝の気持ちでいっぱいになった。私は遠慮なく手で歩きながら男性の方へ向かった。
「ま、気にするな!」おんぶした瞬間、その時やっと男性の顔を見れた。すると
「俺はァよ、人に親切するのが大好きだからァよ。」
その男は夢の中で出会った人間と瓜二つの顔つきであった。
 
間違いない。間違いないというか完全な確証もなく恐らくであるが、この世界はあの男の世界…私にとって「夢」の世界だろう。咄嗟に私は彼に夢の事を話そうと思ったが、あの男は私のことを知らないだろうと察したのでまだその事を話すのはよしとこう…
「うっし、そのまま俺の家で休んどけ」男はぼやくように言った。こうして私はそのままその男に連れて行かれながら森を立ち去っていた。
 
続く___

わかさぎ姫失恋合同を読んだ感想を(今更)述べるよ!

みそタロです。この頃将来が心配になっていく季節です。この度ですが知人さんに頼んでもらい俺が好きなキャラの一人であるわかさぎ姫の失恋合同、「サヨナラ王子サマ」の本を買って頂きましたーッ!

まず見てくださいよこの表紙!

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可愛いじゃないですか❤️
あ^〜もう表紙からして癒されてるとかやばいですね。もこきよさんの絵可愛いですしね。
そしていざ表紙を開いて最後までみると...やっぱりヤバイですね。ありがとう感謝ですね。もう胸がドゥクンドゥクン来ます///
 
どの作品も素晴らしい作品ばかりでしたがその中でも銀寺さん、きしいぬさん、白猫イツさん、シクシクさん、ことイナリさん、う〜☆みんさんの漫画は素晴らしかったです。ではこの人達の作品のレビューでもしてみたいです
もちのろんですがこっから先の内容はネタバレです。当たり前か。
 
カワセミブルー(銀寺さん)
この漫画のわかさぎ姫はジト目姫です。性格も恥ずかしがり屋って感じ。旅人とのやりとりを見ててニヤニヤというか仕草がたまらなく好きでさ。銀寺さんはこういう可愛い仕草を描くのが得意そうだなぁと漫画を読みながらそう思いました。
 
石の言葉(きしいぬさん)
きしいぬさんはわかさぎ姫好き(いわば同士)で知られてると思いますが、やはり性格を知れ切ってる(というより俺の理想?)感が良いです。絵の厚みや話の完成度も高いです。赤面姫くそ可愛くてやばいですね。
 
薄郡(白猫イツさん)
わかチル漫画かぁと思いながら読んでました。いやあ...わかチル良いね...作風といいぼのぼのしててやばかったです。好きです。妖精組も出てきたのはなんかうれひ
 
游ぐ星(シクシクさん)
わかさぎ姫をわかと呼ぶサチとわかさぎ姫の友情漫画的のですが、雰囲気としては一番好きですかね。もう2828してしまいます。
この漫画のわかさぎ姫はどう見てもわかさぎ王子です。男の娘にしか見えません。ありがとうございました(それもいいけどさ)
 
かいぶつの日記(ことイナリさん)
この合同誌の中で一番異色で際どっている作風。というか漫画。日記風に話は進んでいきます。人間との恋。その末路は…どちらにしろ姫はあれからどう思ったのか、本当に幸せを感じたのか。第三者の俺にとっては皆目検討付きませんね。作風からことイナリワールド全開でした。
 
う~✩みんさんのわかさぎ漫画(タイトル無い模様)
おっさんとわかさぎ姫の漫画。薄い本とかそんなんじゃないよ
漫画見ててクソ夫婦してるなぁと思いました腹たった
オチが何とも言えません。
 
とまぁ色々と語ってきましたが合同誌。ほぼオチが鬱しかねえ。
いや誰か死んで終わりとか、ヤンデレオチとか、もうそういう類の作品が多かった!いやそれもいいけど俺はな…俺はな…もうちょい…こう…わかさぎ姫幸せになって欲しいというか…失恋合同だから仕方ないのかッ…
そんなわけで誰かわかさぎ姫得恋合同とかきませんかねぇ。と思ってみたり。
 
以上です。ものすごく簡素です。
 
 

【東方小説】恋する人魚姫 1話「慕情の人魚姫」

私は夢を見ている_____

夢を見ている___というのはあまりにもボヤァとした世界観がだった。実感は沸かないがこれはゆめだ。しかし私は正直夢というものを見たことは無かった。これがゆめというものなのか。それも同時に理解把握した。とにかく今私「わかさぎ姫」はゆめを見ている。いつものように湖に浸かっている私の周辺は白い蜃気楼で囲まれ何も見えないが、ゆめだというのは分かっている___その大量の木が囲んである森の奥から誰か現れた。

…人間であった。人間出会ったのだ。顔はぼやけていたが髪型はボサボサしており顔付きは男らしい輪郭をしていた。彼は立ち止まっている。湖を見つめて立ち止まっていた。ただ誰かを待っているようでもありそうじゃなそうにも見えた。しかし私の存在に気がついたのか、彼は小声でそっと呟いた。

「会いに来てくれ...」
 
___そして、私は目覚めた。満月の夜が水で歪んでる湖の底で。
「…夢…?」
 
************
ここは幻想郷、より少し辺境の地だ。この湖は霜で視界が見難い地帯であり人は勿論、妖。妖怪達もあまり寄り付かない地帯である。
この私、今泉影狼は彼女...周りからわかさぎ姫と呼ばれてる友達を心配していた。この頃彼女はこの頃湖の下にに向けながら、近くの小石を転がしながらぼーっとしていた。私は彼女とは仲良しだ。チョット心配になった私は恐る恐る話しかけてみた。
「わかさぎちゃん、わかさぎちゃん。」いつもの呼び方で悩み顔の彼女に問いかけた。しかしわかさぎちゃんは私の方からそっと振り返した。けど、私は諦めず彼女と接しようと彼女の方に話しかける。
「私に相談出来ることなら、何でも言ってね?私達草の根妖怪ネットワークの仲間でしょ?」
そうだ。私と彼女は仲間であり親友だ。
「影狼ちゃん...」
すると彼女、わかさぎ姫は私の方へ振り向き、私に全てのことを打ち明けてきた。夢の中で名も知らぬ男性がわかさぎちゃんに「会いに来て」とただ一言言われた夢の話を。
 
「そう...そんな事が....」
「うん、けど私どうしよう...この姿じゃ皆不思議がると思うし...」
わかさぎちゃんは悩んでいた。これからどうすればいいのか。彼女は人魚だ。しかし話によれば、その男の人は普通の人間。彼女と違って生脚を持っている。けれともわかさぎちゃんは生脚など持ってない、あるのはただの尾鰭だ。私達は暫く何の口もあげないまま何もない沈黙だけが続いた...彼女を人間にできないか…まず、その事ばかり考えていた。
…咄嗟に思い出した。
「...出来なくはないかもしれない」
湖の奥にある深紅の館に住する、ある魔法使いのことを。
 
それは噂話でだが聞いたことある。その紫の髪形をした魔法使いは全能なる魔力と膨大な知識を備えており、数々の奇跡の魔法を生み出したとか。その魔法使いの技量なら、わかさぎちゃんを人間へと変貌されることに違いない。その可能性を信じて、私は彼女と共に湖の先の館へ向かうことにした。霧のせいで視界は悪く時間はかかったが、それでも紅魔館と呼ばれる屋敷へ辿り着いた。外観はまさに洋風の屋敷。しかし外見は屋敷にしては少し狭いようも感じる。
 
 
「やっぱり噂に聞いてたけれども、想像以上に不気味な屋敷ね...空気も重いし、寒気が来るわ」
 しかし恐れてはいけなかった。私の友人がこうも困っているんだ。この願いをどうにかして伝えなきゃ...私はそう思った。私達は恐る恐る屋敷の扉を開けた。
「お邪魔しますー...」静かに開けた扉と同じく囁くように言った。
 
外見とは裏腹に屋敷内の中は広かった。そして何もない暗黙と闇黒の空間であった。何も見えず何も物音せず、光も何も無い。目の前の赤いカーペットの左右には高価そうな棒の皿の上にキャンドルが全部で8本あった。「...あれ?誰もいないのかなぁ?」疑問を抱きながらも扉をそろりと閉じ、
 
 
それは一瞬だった。今現、何が起こったのは私にはさっぱり分からなかった。自分の周囲の四方八方に包丁ナイフが壁にぶっ刺さされていた。そしてわかさぎちゃんも同じ状況であった。今の現状を理解した時に冷や汗をかいた。
「…この紅魔の館に何の用かしら?邪魔者?」
明らかに私達以外の声が敷内で鳴り響き、その瞬間何もついていなかった縦に並ぶ蝋燭達がボォっと後ろから一つ一つ熱く輝き始めた。その蝋燭ロードから何の足音もせず、忍び足で現れてきたのはこの屋敷のメイド長にして屋敷内唯一の人間、十六夜咲夜であった。
「このメイド…何処かで…あっ!貴方は!」
おそらく夢の事で慮りと、黙り込んでいたわかさぎちゃんが唐突に言葉を発した。てかあんたの周り、ナイフが四方八方にぶっ刺さってるじゃない。左右確認して今時分が置かれている立場把握しなさいよ。
私達はこのメイドを知っていた。ある異変、打ち出の小槌の異変の時私達は小槌の影響のせいで暴走していた。その時彼女、十六夜咲夜が現れたのだ。そして何の躊躇いもなく私達倒していった。…もっとも彼女らが居なければ私達は暴走していたままだったのかもしれないのである意味恩人でもある。
「…ん?よく見たら貴方達、あの時の…?」どうやら彼女の方も私達の事を覚えていたようだ。よかった。
「あの…この屋敷に魔法使いがいるという噂聞いてやってきたんだけどさ…その前に…取ってくれない?身動きできないんだけど」
今の自分は正直憂虞していた。今の返答は下手したら殺される返答ではあったが、そんな事考えている暇もなくつい口走ってしまった。
「あらごめんなさい。野暮用ではなさそうなのは把握したわ。」そう言ってる合間に壁に刺さっていたナイフが金属音が鳴り響きながら落ちていった。確かに私達にとっては野暮用ではない。私の友達、わかさぎちゃんの夢を叶えるためにここまでやってきたのだから。何の用もなく来たわけではない。分かってくれてる人だ。
「ちょっと暇人いたら来なさい!今すぐ!」けれど、やたら部下達には厳しそうだった。
 そして咲夜に連れて来られた妖精メイド3名が現れ、心配を装いに屋敷内の内部へ入る事が出来た。
...今現在この迷路の迷宮に迷っているのだが、このメイド達、大丈夫なのだろうか?
 
続く。